韓国GTONE(ジーティーワン)の「ChangeMiner」は、情報システムのソフトウエア構成を可視化して依存関係を把握できるようにするソフトである。プログラミング言語、フレームワーク(ソフトウエア開発部品)、データベースサーバーなど、各種のシステム情報を収集して分析し、依存関係を可視化する。システムの現状分析のほか、ソフトウエアや構成の変更による影響の分析ができる。
主な機能は、構造/関連分析、フロー分析、変更履歴管理、正規表現による検索、ソフトウエア測定(メトリック、ファンクションポイント)、ソースコード品質検査/脆弱性診断、ドキュメント自動作成、ギャップ分析、など。
ChangeMinerは随時、最新状態のCRUD(作成、参照、更新、削除)図を出力できる。ジョブやプログラム、テーブルの関連をマップやフローで表現することで、ドキュメントがないシステムの全体像を可視化できる。使われていないプログラムやデータベースオブジェクトを洗い出せるので、システムのスリム化に役立つ。
プログラム同士の影響も分析できる。修正しなければならない範囲が明確になるので、テストの範囲を限定できる。エラーが発生した際も、エラーの影響がどのテーブルや業務に及ぶのかを把握できる。
ソフトウエアは、基本エンジンのほか、パーサー(プログラム言語のソースを取り込む機能)、アダプター(データベースのオブジェクト情報を取り込む機能)、アナライザー(JP-1などのジョブスケジューラからジョブ定義情報を取り込む機能)で構成する。
ChangeMinerの概要
用途と機能 | 情報システムのソフトウエア構成を可視化して依存関係を把握できるソフト。システムの現状分析のほか、ソフトウエアや構成の変更による影響の分析ができる |
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主な機能 | 構造/関連分析、フロー分析、変更履歴管理、正規表現による検索、ソフトウエア測定(メトリック、ファンクションポイント)、ソースコード品質検査/脆弱性診断、ドキュメント自動作成、ギャップ分析、など |
ChangeMinerの ソフトウエア構成 | 基本エンジン パーサー(プログラム言語のソースを取り込む機能) アダプター(データベースのオブジェクト情報を取り込む機能) アナライザー(JP-1などのジョブスケジューラからジョブ定義情報を取り込む機能) |
参考価格 (8%消費税込み) | 初年度保守費用を含め1000万円(対象ファイル数5000まで、言語パーサーとDBアダプター各1種類ずつ)から |
発表日 | 2019年4月19日 |
提供開始日 | 2019年4月19日 |
備考 | 発表日/提供開始日と価格は、販売代理店であるアシストのもの |