NTTコミュニケーションズの「COTOHA Meeting Assist」は、クラウド型で動作する、テレカンファレンス(遠隔会議)サービスである。パソコンやスマートフォンからクラウドにログインした状態で、音声による会議ができる。
最大の特徴は、音声認識API「COTOHA API」を使って、遠隔会議における発話音声をリアルタイムにテキスト化し、議事録を作成できること。議事録は、後から編集でき、任意の箇所の音声を後から聞くこともできる。
翻訳APIを介してテキストを翻訳する機能も備える。標準で9カ国語を翻訳できる。異なる言語を話す参加者同士が、画面上に翻訳後のテキストを表示しながら、音声で会話できる。
音声認識の精度は、マイクの近くで話した内容をリアルタイムに認識するような、雑音の少ないケースでは、高い精度で認識できるとしている。一般に、録音音声や、雑音が多く含まれるケースでは精度が下がるという。
クラウド上にユーザー専用のサーバーを用意する。最大で16コアとメモリー128Gバイトまで拡張できる。ストレージは最大で1Tバイトまで拡張できる。音声認識APIの使用料は従量制となる。
COTOHA Meeting Assistの概要
用途と機能 | クラウド型で動作する、テレカンファレンス(遠隔会議)サービス。パソコンやスマートフォンからクラウドにログインした状態で、音声による会議ができる |
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音声認識 | 音声認識API「COTOHA API」を使って、遠隔会議における発話音声をリアルタイムにテキスト化し、議事録を作成できること |
翻訳機能 | 翻訳APIを介してテキストを翻訳できる。標準で9カ国語を翻訳できる。異なる言語を話す参加者同士が、画面上に翻訳後のテキストを表示しながら、音声で会話できる |
サーバー リソース | クラウド上にユーザー専用のサーバーを用意する。最大で16コアとメモリー128Gバイトまで拡張できる。ストレージは最大で1Tバイトまで拡張できる。音声認識APIの使用料は従量制となる |
価格 (税別) | ■基本契約が月額3万5000円。クラウド上にユーザー専用のサーバー(1コア、メモリー8Gバイト)を用意する。オプションで、1コアとメモリー8Gバイトをセットで追加するごとに、月額1万円がかかる。最大で16コアとメモリー128Gバイトまで拡張できる。ストレージは初期値が100Gバイトで、追加料金は10Gバイトごとに月額1000円。最大で1Tバイトまで拡張できる。工事費は、CPUコアとメモリーの追加が1回4000円、ストレージの追加が1回4000円 ■音声認識API「COTOHA API」の使用料(従量制)は、基本料金が月額13万円で、1カ月につき5万分までの利用料を含む(1分当たり2.6円相当)。1カ月5万分を超えた部分については従量課金 |
別途、音声認識APIの使用料(従量制)が必要 | |
発表日 | 2019年3月29日 |
提供開始日 | 2019年4月1日 |