マイクロストラテジー・ジャパンの「MicroStrategy 2019」は、用途の広さをアピールするBI(ビジネス・インテリジェンス)ソフトである。売上分析から需要や在庫の予測まで広くカバーする。データ分析の専門家、経営者、現場の業務担当者など、それぞれの立場に向けた分析機能やレポート機能を提供する。
「HyperIntelligence」と呼ぶ情報閲覧機能を備える。BIソフトのWeb画面やSalesforce.comなどのWebアプリケーション画面において、会社名や製品名などの文字にマウスオーバーするだけで、マウスのクリック操作を必要とせずに関連情報をカード型のポップアップで表示する。HyperIntelligence機能は、Webブラウザー(Chrome)のプラグインとして実装している。
HyperIntelligence機能を使うためには、事前準備として関連情報となるカード情報を定義しておく必要がある。カードに表示するデータベースの項目を選んで登録できる。登録すると該当の文字(製品名など)がWeb画面に含まれていた場合に、該当する文字にアンダーラインを引いて教えてくれる。ここでマウスカーソルを文字に合わせれば、カード情報がポップアップする。
今後強化を予定している機能として、音声認識機能を用いて音声で問い合わせられる「HyperVoice」機能や、画像認識機能を用いて社員や製品パッケージなどを認識し、認識結果に応じた情報を表示する「HyperVision」機能を追加する。
MicroStrategy 2019の概要
用途と機能 | 用途の広さをアピールするBI(ビジネス・インテリジェンス)ソフト。売上分析から需要や在庫の予測まで広くカバーする。データ分析の専門家、経営者、現場の業務担当者など、それぞれの立場に向けた分析機能やレポート機能を提供する |
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特徴的な 機能 | HyperIntelligenceと呼ぶ情報閲覧機能を備える。任意のWeb画面において、会社名や製品名などの文字にマウスオーバーするだけで、マウスのクリック操作を必要とせずに関連情報をカード型のポップアップで表示する。Webブラウザー(Chrome)のプラグインとして実装している |
今後強化を予定している機能 | 音声認識機能を用いて音声で問い合わせられる「HyperVoice」機能 画像認識機能を用いて社員や製品パッケージなどを認識し、認識結果に応じた情報を表示する「HyperVision」機能 など |
価格 (税別) | ■ユーザーライセンスの場合、買い取りで、1ユーザー当たり700ドルから(ボリューム割引あり) ■CPUコアライセンスの場合、1コア当たり3万5000ドル |
発表日 | 2019年3月22日 |
提供開始日 | 2019年2月 |