サテライトオフィスの「サテライトオフィス・ 名刺管理機能 for クラウド」は、名刺の情報をクラウドにアップロードして管理できるようにするサービスである。名刺をスマートフォンのカメラで撮影するだけで利用できる。クラウド上では、OCR(光学文字読み取り)機能を使って、メールアドレスや会社名などの情報をテキスト化する。

サテライトオフィス・名刺管理機能 for クラウドの画面
サテライトオフィス・名刺管理機能 for クラウドの画面
(出所:サテライトオフィス)
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 OCRの文字認識精度80%以上をうたっている。認識に誤りがあった場合も、Web画面上で名刺の画像データを見ながら手動で補正できる。登録した名刺データは、全社で共有したり、部門で共有したりできるほか、名刺データにアクセスするユーザーごとにアクセス権限を設定できる。

 外部システムと連携させる場合などには、名刺のテキストデータをCSV(カンマ区切り形式)のテキストデータとして出力できる。セキュリティ要件によっては、現場のエンドユーザーにはCSVデータの出力をさせない運用も可能である。

 現在開発中の機能として、名簿の名寄せ機能、顧客ごとの訪問履歴を管理する機能、住所情報を利用して名刺の一覧をGoogleマップで表示する機能、などがある。

サテライトオフィス・名刺管理機能 for クラウドの概要
用途と機能名刺の情報をクラウドにアップロードして管理できるサービス
使い方名刺をスマートフォンのカメラで撮影して使う。クラウド上では、OCR(光学文字読み取り)機能を使って、メールアドレスや会社名などの情報をテキスト化する
OCRの精度文字認識の精度として80%以上をうたっている。認識に誤りがあった場合も、Web画面上で名刺の画像データを見ながら手動で補正できる
外部システム連携名刺のテキストデータをCSV(カンマ区切り形式)のテキストデータとして出力できる。セキュリティ上の都合で現場のエンドユーザーにはCSVデータの出力をさせない運用もできる
開発中の機能名簿の名寄せ機能
顧客ごとの訪問履歴を管理する機能
住所情報を利用して名刺の一覧をGoogleマップで表示する機能
など
価格(税別)■名刺のスキャンは、名刺1000枚まで無償で、追加オプションは名刺5000枚単位で5000円
■クラウド上での名刺データの保存・管理は、名刺1000枚まで無償で、追加オプションは5000枚当たり月額2500円(外部のCRMシステムにデータを渡してCRM側で管理することを推奨している)
■名刺情報を人手で整備する作業は、1枚あたり35円
発表日2019年2月25日
提供開始日2019年2月25日