三菱電機インフォメーションシステムズの「SAP S/4HANA導入支援サービス」は、SAP S/4HANAを導入する上で必要なサービス群を体系化したSIサービスである。(1)導入時のアセスメント、(2)導入計画の立案、(3)SAP ERPからのコンバージョン(移行)、(4)新規に設計・構築するリビルド(再構築)などで構成する。

「SAP S/4HANA」導入に関わるサービス体系概念図
「SAP S/4HANA」導入に関わるサービス体系概念図
(出所:三菱電機インフォメーションシステムズ)
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 アセスメントにおいては、ユーザーの環境をSAP S/4HANAに移行できるかどうかについて、SAP標準のアセスメントツールを用いて影響度を調査する。さらに、SAP S/4HANAを試してみることができるPoC(概念検証)環境をオプションで提供する。これらにより、戦略立案と合意形成を支援する。

 導入作業を効率化する手段として、SAP S/4HANA 1809向けのERPテンプレートである「MELEBUS 1809」をクラウド型で提供する。また、汎用のデータメンテナンスツールとして、Excelシートの操作によってSAP製品へのデータの投入や更新が行える「MALSY」を活用する。これらにより、アドオン開発を削減する。

SAP S/4HANA導入支援サービスの概要
用途と機能SAP S/4HANAを導入する上で必要なサービス群を体系化したSIサービス
サービスの構成導入時のアセスメント、導入計画の立案、SAP ERPからのコンバージョン(移行)、新規に設計・構築するリビルド(再構築)、などで構成する
ERPテンプレート導入作業を効率化する手段として、SAP S/4HANA 1809向けのERPテンプレートである「MELEBUS 1809」をクラウド型で提供する
データメンテナンスツール汎用のデータメンテナンスツールとして、Excelシートの操作によってSAP製品へのデータの投入や更新が行える「MALSY」を活用する
価格(税別)■SAP S/4HANA導入アセスメントサービスは、600万円から
■導入計画立案サービス、コンバージョンサービス、リビルドサービスは、それぞれ個別見積もり
■ERPテンプレートMELEBUS 1809は、月額250万円から(最低利用期間は2カ月)
■データメンテナンスツールのMALSYは、バッチインプット方式が10ユーザーで150万円、RFC/BAPI方式が10ユーザーで150万円から
発表日2019年3月4日
提供開始日2019年3月4日(SAP S/4HANA導入支援サービス)
2019年4月1日(MELEBUS(メリーバス) 1809)