豆蔵の「RPA診断」は、ユーザー企業が導入したRPA(ロボットによる業務自動化)システムが期待通りの成果を上げているかどうかを診断し、改善点をレポートするサービスである。RPAを導入したものの、期待していた効果を得られていない企業を対象とする。

RPA診断の概要
RPA診断の概要
(出所:豆蔵)
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 (1)「要件診断」、(2)「現状診断」、(3)「ロボット診断」、の3つの診断を実施して、改善点を記した診断書を作成する。

 (1)の要件診断では、RPAで実現したかった本来の目的を確認する。上流工程のコンサルティングのノウハウを活かし、業務目線での要件を確認する。

 (2)の現状診断では、RPAの運用状況を確認し、RPAで実現したかった本来の目的とのギャップを明らかにする。

 (3)のロボット診断では、本来の目的とのギャップを埋めていく観点に立ち、ロボットのソースコードを評価して改善ポイントを抽出し、診断書を作成する。

 診断書で指摘した改善点への具体的な対応については、ツールに依存しない柔軟な技術的視点から、様々な解決手段を別サービスとして提供する。

 診断サービスの開始にあたっては、見積もりの段階で、簡単なプレ診断を実施できる。業務画面の操作を記録した動画を提出し、事前に診断ポイントを明確にしたうえで、診断を始められる。遠隔地や、拠点が複数ある場合に有効である。

RPA診断の概要
用途と機能ユーザー企業が導入したRPA(ロボットによる業務自動化)システムが期待通りの成果を上げているかどうかを診断し、改善点をレポートするサービス
想定ユーザーRPAを導入したものの、期待していた効果を得られていない企業
診断内容■「要件診断」は、RPAで実現したかった本来の目的を確認する
■「現状診断」は、RPAの運用状況を確認し、RPAで実現したかった本来の目的とのギャップを明らかにする
■「ロボット診断」は、本来の目的とのギャップを埋めていく観点に立ち、ロボットのソースコードを評価して改善ポイントを抽出し、診断書を作成する
診断書の目次(例)
  1. RPAの概要(対象業務、利用部門、RPAオーナー部門、導入時期、使用ロボット)
  2. 要件診断結果
    • RPAの導入時の課題・目的・効果(KPIなど)
    • 要件に内在する問題点
  3. 現状診断結果
    • 導入前の課題の解決状況(定量的、定性的)
    • 現状の処理件数、業務手順における課題
  4. ロボット診断結果
    • 処理速度に関する状況とボトルネックの要因分析
    • 処理フローや例外処理に関する状況と要因分析
  5. 改善ポイント
    • 即時実施可能な業務/ロボットの改善
    • 本格的な業務/ロボットの改善
価格個別見積もり
発表日2018年2月28日
提供開始日2018年2月28日