アスクルの「コピー用紙自動配送サービス」は、コピー用紙の残りが少なくなったことを自動で検知してコピー用紙を発注するサービスである。重量センサーを備えたマット型のIoT機器「スマートマット」を床に敷き、この上にコピー用紙を積んでおくだけで、残量が減った際に自動で注文するようにできる。

コピー用紙自動配送サービスの概要。マットに置いたコピー用紙の残数を重量センサーで検知して自動発注する
コピー用紙自動配送サービスの概要。マットに置いたコピー用紙の残数を重量センサーで検知して自動発注する
(出所:アスクル)
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 スマートマットは重量センサーを搭載しており、マットの上に乗っているコピー用紙の残量や残数を自動計測する。計測結果が、事前に設定した数量以下になると、自動でアスクルに注文する仕組み。注文する数量も任意に設定できる。なお、スマートマットは、乾電池で動作し、無線LANで通信する。ケーブル配線が不要のため、設置場所を選ばない。

 スマートマットは、購入することなく、初期費用なしで利用できる。コピー用紙も、通常価格よりも値引きした特別価格で提供するとしている。対象となるコピー用紙は以下の4種類(2019年2月時点)。(1)海外製高白色コピー用紙「スーパーホワイト+」、(2)海外製自然色コピー用紙「スーパーエコノミー+」、(3)国産高白色コピー用紙「スーパーホワイトJ」、(4)国産自然色コピー用紙「スーパーエコノミーJ」、である。

 なお、アスクルでは、ユーザーが指定した数量とサイクルで定期的にコピー用紙を届けるサービス「コピー用紙定期配送サービス」も提供している。これを使えば、コピー用紙の発注の手間を削減できるほか、コピー用紙の買い忘れを防止できる。

 一方、コピー用紙自動配送サービスは、コピー用紙の利用量が一定ではないために定期配送では余ってしまうケースや、コピー用紙が無くなるタイミングで発注したいケースに向く。

コピー用紙自動配送サービスの概要
用途と機能コピー用紙の残りが少なくなったことを自動で検知してコピー用紙を発注できるようにするサービス
仕組み重量センサーを備えたマット型のIoT機器「スマートマット」を床に敷き、この上にコピー用紙を積むことで、残量が減った際に自動で注文する仕組み
対象となる
コピー用紙
4種類(2019年2月時点)
海外製高白色コピー用紙「スーパーホワイト+」
海外製自然色コピー用紙「スーパーエコノミー+」
国産高白色コピー用紙「スーパーホワイトJ」
国産自然色コピー用紙「スーパーエコノミー
関連サービスユーザーが指定した数量とサイクルで定期的にコピー用紙を届けるサービス「コピー用紙定期配送サービス」も提供している
コピー用紙の
費用
通常の価格よりも値引きした特別価格で提供する
初期費用不要。スマートマットは、購入する必要がない
価格(税別)月額300円
発表日2019年1月28日
提供開始日2019年2月下旬