TISの「LinDo購買クラウドサービス」は、製造業における調達購買業務を支援するクラウドサービスである。調達購買の主要業務を網羅する4つのモジュールを標準で提供する。
標準モジュールは、(1)「ソーシング」(見積依頼、回答受領、見積査定)、(2)「パーチェシング」(購買依頼、発注・受入)、(3)「アンケート」(サプライヤーの情報提供依頼、回収、未回答企業への回答催促)、(4)「サプライヤー品質管理」(納期遵守率、不良品発生率、認証資格管理)、である。
さらに、これら4つのモジュールと連携して利用できる機能として、サプライヤーとのやり取りの履歴やドキュメントなどを一元的に管理できる「サプライヤーポータル機能」を提供する。
代表的な機能が、ソーシング機能の1つである見積査定機能である。サプライヤーからの見積もりの回答を受けた際に、相見積や過去見積との比較を自動で一覧化できる。価格の交渉力を高められる。
導入時は、ユーザーの需要に合わせて一部のモジュールだけを選べる。例えば、発注機能を基幹システムにおいて構築済みの企業なら、ソーシング機能とアンケート機能だけを利用するといった部分的な利用が可能である。
また、事業部門での小規模利用や、特定サプライヤーや特定仕入品に限定した利用のように、利用量に応じたスモールスタートが可能。利用量に合わせて都度オプションを追加できる。
TISが開発したサービスであるため、個社の要件も追加で開発できる。基幹システムなど他システムと連携させるためのAPIも標準で装備した。
LinDo購買クラウドサービスの概要
用途と機能 | 製造業における調達購買業務を支援するクラウドサービス。調達購買の主要業務を網羅する4つのモジュールを標準で提供する |
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標準 モジュール | ソーシング(見積依頼、回答受領、見積査定) パーチェシング(購買依頼、発注・受入) アンケート(サプライヤーの情報提供依頼、回収、未回答企業への回答催促) サプライヤー品質管理(納期遵守率、不良品発生率、認証資格管理) |
管理ポータル | サプライヤーとのやり取りの履歴やドキュメントなどを一元的に管理できる「サプライヤーポータル機能」を提供する |
代表的な機能 | ソーシング機能の1つである見積査定機能を使うと、サプライヤーからの見積もりの回答を受けた際に、相見積や過去見積との比較を自動で一覧化できる。価格の交渉力を高められる |
スモール スタート | 導入時は、ユーザーの需要に合わせて一部のモジュールだけを選べる。また、事業部門での小規模利用や、特定サプライヤーや特定仕入品に限定した利用のように、利用量に応じたスモールスタートが可能。利用量に合わせて都度オプションを追加できる |
個別開発 | TISが開発したサービスであるため、個社の要件も追加で開発できる。基幹システムなど他システムと連携させるためのAPIも標準で装備した |
価格(税別) | 月額30万円から |
発表日 | 2019年1月21日 |
提供開始日 | 2019年1月21日 |