サイバートラストの「MIRACLE ZBX Virtual Appliance V4.0」は、同社のシステム監視ソフト(SNMPマネージャ)の「MIRACLE ZBX」を仮想アプライアンス化し、サーバー仮想化環境のシステム監視用途とした製品である。VMwareのサーバー仮想化環境(VMware ESXi 6.0/6.5/6.7)で動作する。別途相談によって、Microsoft Hyper-V環境やAmazon Web Services(AWS)でも利用できる。
ベースとなるソフトウエアは、システム監視ソフトの現行版(MIRACLE ZBX 4.0)である。SNMPプロトコルによる稼働状況や性能の監視、専用のエージェントソフト(各種UNIX/LinuxやWindowsで稼働)を用いたサーバー監視、リモートログイン(SSH)とコマンド実行による監視、ポート監視(ネットワークサービスの死活監視)など、各種の方法で監視できる。Web管理画面を介して利用できる。
現行版のポイントの1つは、大量の障害が発生した場合でも監視性能が劣化することなく安定して稼働するように、障害発生時のアラート(警告)メールを停止する機能を備えたことである。
システム監視ソフトのZabbixやMIRACLE ZBXでは、監視している機器に障害が起こると、アクション機能によって障害内容をメッセージやメール送信などでシステム管理者に通知する。ここで、アラートメールを停止する機能を使うと、大量の障害によって発生したアクションから停止するアクションを任意で選べる。何万件もの不要なアクションが発生するデータセンターなどに向いている。
サポート契約期間は、1年、3年、5年から選べる。1年契約を更新して5年分使う場合と比べ、5年契約にすることで、サポート費用を15%削減できる。システムのリプレース周期に合わせて契約するなど、ニーズに合わせてサポートサービスを選べる。
用途と機能 | システム監視ソフト(SNMPマネージャ) |
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提供形態 | システム監視ソフトのMIRACLE ZBXを仮想アプライアンス化し、サーバー仮想化環境のシステム監視用途とした。VMwareのサーバー仮想化環境(VMware ESXi 6.0/6.5/6.7)で動作する。別途相談によって、Microsoft Hyper-V環境やAmazon Web Services(AWS)でも利用できる |
監視画面 | Web画面を介して監視できる |
システム監視方法 | SNMPプロトコルによる稼働状況や性能の監視 専用のエージェントソフト(各種UNIX/LinuxやWindowsで稼働)を用いたサーバー監視 リモートログイン(SSH)とコマンド実行による監視 ポート監視(ネットワークサービスの死活監視) など |
現行版のポイント | 大量の障害が発生した場合でも監視性能が劣化することなく安定して稼働するように、障害発生時のアラート(警告)メールを停止する機能を備えた |
アラートメール 停止機能の概要 | システム監視ソフトのMIRACLE ZBXは、監視機器に障害が起こると、アクション機能によって障害内容をメッセージやメール送信で管理者に通知する。アラートメール停止機能を使うと、障害によって発生したアクションから停止するアクションを任意で選べる。何万件もの不要なアクションが発生するデータセンターなどに向いている |
サポート期間 | 1年、3年、5年から選べる。1年契約を更新して5年分使う場合と比べ、5年契約にすることで、サポート費用を15%削減できる |
価格(税別) | 監視対象数で決まる。監視対象100台未満で年間インシデント数5件の場合、サポート込みで年額60万円から。サポートサービス「MIRACLE ZBX サポートスタンダード」の費用は、1年で120万円から、3年で324万円から、5年で510万円から |
発表日 | 2019年1月17日 |
提供開始日 | 2019年1月17日 |