研修から実装まで網羅、機械学習の導入支援サービス

　クラスキャットの「人工知能研究開発支援」は、機械学習の導入支援サービスである。経営者層に向けたオンサイト研修から、アプリケーションへの実装まで、ユーザー企業が機械学習を導入する工程全般を支援する。

人工知能の導入支援サービスを体系化した

（出所：クラスキャット）

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　機械学習の各工程に合わせたサービス群で構成する。具体的には、（1）「人工知能研修サービス（経営者層向けオンサイト研修）」、（2）「テクニカルコンサルテーション」、（3）「実証実験（プロトタイプ構築）」、（4）「アプリケーションへの実装」、の4サービスである。

　（1）の人工知能研修サービス（経営者層向けオンサイト研修）では、ユーザー企業で3時間程度のオンサイト研修を実施する。人工知能の技術的な背景と市場動向、機械学習フレームワークやクラウドサービスの特徴、機械学習を自社アプリケーションに取り込む際に考慮すべき点、ユーザー事例などを解説し、ワークショップを実施する。

　（2）のテクニカルコンサルテーションでは、機械学習の特性を考慮しながら、適応業務を選定する。さらに、機械学習の精度をPoC（概念実証）によって検証する。機械学習フレームワークやクラウドサービスを選定し、モデルの訓練、配備、実運用までを実施する。モデルの訓練のためのデータの整備も支援する。

　あらかじめ用意している機械学習ツールキットの例として、一般物体検出ツールキット（ClassCat ObjDetector Tool Kit）、深層学習GANモデル構築ツールキット（ClassCat Auto GAN Tool Kit）、ニューラル機械翻訳ツールキット（ClassCat NMT Tool Kit）などがある。

　（3）の実証実験（プロトタイプ構築）では、最低限必要な機能を実装し、実用化に向けての問題点を検証する。（4）のアプリケーションへの実装では、最終アプリケーションを実装する。