ALSOKの「ALSOKホームページ安全管理ソリューション」は、ユーザー企業のホームページに対する改ざんを検知、復旧、予防するサービス群である。

Webページの改ざんを予防、検知、復旧するサービス群を体系化した
Webページの改ざんを予防、検知、復旧するサービス群を体系化した
(出所:ALSOK)
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 「検知:ホームページ改ざん検知サービス」は、ホームページを外部から不定期に巡回して改ざんを検知するサービスである。怪しいサイトに誘導する不正な仕掛けなどを調べる。改ざんの可能性がある場合は、担当者に通知する。改ざん時にはメンテナンスページに切り替える運用もできる。

 「復旧:改ざん時自動復旧システム」は、ホームページが改ざんされた際に、バックアップデータを利用して0.1秒程度で元の状態に戻すサービスである。合わせて提供するソフトウエアを利用すれば、検知から復旧までのプロセスを自動化できる。

 「予防:脆弱性診断・管理サービス」は、Webサーバーの脆弱性やセキュリティ機器の脆弱性などを診断する、スポット利用型のサービスである。診断結果とともに、改善に役立つ情報も提供する。診断の傾向が偏らないように、複数の専門企業と協力して、都度、診断の方式を変えるという。

用途と機能ユーザー企業のホームページに対する改ざんを予防、検知、復旧するサービス群。それぞれ、予防、検知、復旧に相当する3つのサービスで構成する
フェーズ 検知 復旧 予防
サービス名 検知:ホームページ改ざん検知サービス 復旧:改ざん時自動復旧システム 予防:脆弱性診断・管理サービス
サービスの内容 ホームページを外部から不定期に巡回して改ざんを検知するサービス ホームページが改ざんされた際に、バックアップデータを利用して0.1秒程度で即座に元の状態に戻すサービス Webサーバーの脆弱性やセキュリティ機器の脆弱性などを診断する、スポット型のサービス
価格
(税別)
Webページ100ページで、月額2200円から ソフトウェアの利用料として1サーバーあたり年額48万円。別途、バックアップ用サーバーなどをユーザー側で用意する必要がある 診断内容などを事前にヒアリングして算定するが、1回あたり数十万円から
発表日 2019年1月7日
提供開始日 2019年1月7日