米Neverwareの「CloudReady」は、使い古したパソコンをGoogle Chrome搭載機として再生するソフトである。Chromebookが搭載しているChrome OSのオープンソース版であるChromiumをベースにしている。
ハードウエア基盤として、WindowsやMacなどの、x86系CPUを搭載したパソコンを利用できる。使い古したパソコンにCloudReadyをインストールすることによって、Chromeが動作するコンピュータへと再生できる。
別途、グーグルが提供している管理機能であるChrome Enterpriseを利用すれば、Chromebookと同様に、CloudReady搭載機を一元集中管理できる。Webベースのコンソールから、リモートワイプとロックダウン、ポリシーのプッシュ配信、自動でのバックグラウンド更新といった管理ができる。
想定する主な活用シーンは、Chromebookを導入する前の試行運用、サポート切れOSが載っているWindowsパソコンの有効活用、社内の端末を一元管理したい用途、社内端末のセキュリティレベルを上げたい用途、管理者の負担とIT費用を削減したい用途、などである。
電算システムでは、CloudReadyのライセンス販売に加えて、CloudReadyの導入支援、システム管理者の教育、運用サポート、日本円による請求書の発行、といったサービスを提供する。
CloudReadyの概要
用途と機能 | 使い古したパソコンをGoogle Chrome搭載機として再生するOSソフトウエア。Chromebookが搭載しているChrome OSのオープンソース版であるChromiumをベースにしている |
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ハードウエア | ハードウエア基盤として、WindowsやMacなどの、x86系CPUを搭載したパソコンを利用できる。使い古したパソコンを再生できる |
一元管理 | Chrome Enterpriseを利用すれば、Chromebookと同様に、CloudReady搭載機を一元集中管理できる。Webベースのコンソールから、リモートワイプとロックダウン、ポリシーのプッシュ配信、自動でのバックグラウンド更新といった管理ができる |
活用シーン | Chromebookを導入する前の試行運用、 サポート切れOSが載っているWindowsパソコンの有効活用、 社内の端末を一元管理したい用途、 社内端末のセキュリティレベルを上げたい用途、 管理者の負担とIT費用を削減したい用途、 など |
サポート | 電算システムでは、CloudReadyのライセンス販売に加えて、CloudReadyの導入支援、システム管理者の教育、運用サポート、日本円による請求書の発行、といったサービスを提供する |
価格(税別) | 1ライセンスあたり年額6600円(メールによるサポートが付属)。Chrome搭載機を一元管理する機能である「Chrome Enterprise」を利用する場合は、Chrome Enterpriseのライセンス費用(年額)が別途必要 |
発表日 | 2018年12月13日 |
提供開始日 | 2018年12月13日 |
備考 | 発表日/提供開始日と価格は、販売代理店である電算システムのもの |