アイ・ティ・アールの調査では、ワンタイムパスワードを生成するスマートフォン向けアプリであるソフトウエアトークンの市場は、2014年度で前年度比52.0%増の5億4000万円だった。同社は、USBなどのハードウエアよりコストが安いこと、スマートデバイスの業務利用が増加し続けていることを理由に挙げている。加えて、今後もマイナンバー取り扱い時の高度な本人確認手段として金融業で利用拡大が見込まれると分析。18年度まで年平均23.7%の成長を続けると予測する。
ソフトトークン52.0%増、18年度まで23.7%成長
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