2014年の国内IT市場は多くの分野でマイナス成長になると、IDC Japanが予測している。Windows XPに関わる需要増の反動や、スマートフォン市場のマイナス成長などが主な要因。他にも、2013年に円安で輸出が回復しIT支出も増やした組立製造(前年比0.3%減)やプロセス製造(同0.5%減)などの製造業が、今年は前年の反動や海外現地での展開の加速で低調になるという。一方医療では、医療機関や高齢化社会に向けた地域体制へのIT支出が堅調で、前年比0.9%増となる。