ソフトウエアのバージョンを常に最新にしているユーザーは約半数にとどまることが、トレンドマイクロの調査で明らかとなった。

 調査対象となったソフトウエアは、Adobe Reader、Java、Adobe Flash Playerで、最新バージョンにしていると回答したのはそれぞれ53.7%、44.6%、51.6%。残りのユーザーは「最新にしていない」(同11.3%、13.4%、11.3%)、もしくは「最新にしているかどうかが分からない」(同34.6%、41.3%、36.7%)と回答しており、脆弱性対策が浸透していない実態が浮き彫りとなった。

出所:トレンドマイクロ(2014年10月28日)

 ソフトウエアのバージョンを最新にしていない理由として多かったのは、「バージョンの確認方法が分からない」(32.7%)や、「バージョンアップの方法が分からない」(29.2%)など、操作方法に関する理由。一方で、「バージョンアップが面倒なため」(24.5%)、「ソフトウエアのバージョンは気にしていないため」(18.2%)などの回答率も高く、バージョンアップに対する意識の低さが目立つ。

出所:トレンドマイクロ(2014年10月28日)
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 同調査では、脆弱性に関する理解度も調査している。41.9%が脆弱性の対策にソフトのバージョンアップが有効であることを認識していない。パソコンに脆弱性があるとウイルスに感染する可能性が高まることを知らないユーザーも、32.9%いたという。