日米の企業における情報セキュリティ対策を、投資額で比較すると、日本は米国の2年遅れの水準だとMM総研が指摘している。日米ともに投資額は毎年増えているものの、2014年度の日本企業の情報セキュリティ投資額は23億6400万円で、米国企業の32億9400万円より約3割少なく、米国の2年前の水準に相当するという。

 なお、今後強化したい分野は、米国では「出口対策」や「脆弱性対策」、日本では「入口対策」や「システム監視・ログ分析」の比率が高かった。

出所:MM総研(2014年9月25日)
出所:MM総研(2014年9月25日)