米Facebook傘下のInstagramは現地時間2016年11月21日、投稿した写真や動画が一定時間で消える「Instagram Stories」にライブ動画配信機能を追加すると発表した。今後数週間で順次利用できるようにする。

 Instagramは、米Snapのフォトメッセージングサービス「Snapchat」で提供しているのと同様のStories機能を8月に提供開始し、11月前半には1秒動画やタグ付け機能を追加するなど強化を進めている(関連記事:Instagramが「Stories」を機能強化、1秒動画や関連リンクなど)。

 Storiesでライブ動画を配信するには、フィード画面をスワイプしてカメラを起動し、「Start Live Video」ボタンをタップする。ライブ動画配信を始めると、友だちに通知が届く。最長1時間のライブ動画を配信でき、配信終了とともに動画は消去される。

 Instagram上の友だちがライブ配信を始めると、その友だちのプロフィール写真の下に「Live」マークが表示される。配信中の映像にコメントを入れたり、「Like」を付けたりできる。「Explore」タブで、現在配信中のライブ動画を探すこともできる。

「Top Live」をタップすると、ライブ配信中の映像を一覧できる
「Top Live」をタップすると、ライブ配信中の映像を一覧できる
(出所:Instagram)
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 またInstagramは、1対1あるいはグループで非公開メッセージを送信する「Instagram Direct」で、Snapchatのように消える写真および動画を共有できるようにした。共有相手が閲覧した写真および動画は相手の受信箱から自動で削除されるが、再生したことやスクリーンショットを撮ったことを確認できる。

 Directでの消える写真および動画共有は同日より利用可能。アカウントの設定が公開または非公開にかかわらず、消える写真および動画は自分をフォローしているユーザーにしか送信できない。

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