米Facebook傘下のInstagramは現地時間2016年11月10日、投稿した写真や動画が24時間で消える「Instagram Stories」の機能強化を発表した。1秒動画やタグ付けなどが行えるようになった。

 Instagramの新版(バージョン9.7)では、Storiesから直接、「Boomerang」アプリケーションを起動できる。Boomerangは、Instagramが2015年にリリースしたスタンドアローンのアプリケーションで、複数枚の写真を使ってループ再生する1秒間の動画を作成可能だ。

 Storiesで撮影する際に画面をスワイプし、録画ボタンの下にある「BOOMERANG」モードを選択する。録画ボタンをタップして撮影し、1秒動画を作成してすぐに投稿できる。

 画像にテキストを追加する際、「@ユーザー名」を入力すると、そのユーザーがタグ付けされる。タグ付けされたユーザー名は下線付きで表示され、タップするとユーザーのプロフィールが表示される。

 また、共有された画像下部の「See More」リンクをタップすれば、より詳しい情報を掲載した関連ページを閲覧できる。関連リンクの挿入は現在、身元確認のとれたアカウント保持者に限られる。

 Instagram Storiesは2016年8月にリリースされた機能で、米Snapのフォトメッセージングサービス「Snapchat」が以前より同様の機能を提供している。Facebookは傘下のメッセージングアプリケーション「WhatsApp」でもStories風の機能をテスト中だと報じられている(関連記事:Facebook、WhatsAppでも「24時間で消える」機能をテストか)。

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