米Intelは現地時間2015年7月2日、幹部人事の異動と組織再編について発表し、同社社長のRenee James氏が辞任することを明らかにした。

 James氏は28年間前に入社し、ソフトウエアおよびサービス事業の責任者などを務めたのち、2013年に社長に就任した(関連記事)。James氏は2016年1月まで同社にとどまり、引き継ぎを手助けする。同氏は別の会社で最高経営責任者(CEO)に就く計画という。

 また、同社投資部門Intel CapitalのArvind Sodhaniプレジデントが来年1月に退職する。Mergers and Acquisitions部門担当プレジデントのWendell Brooks氏がIntel Capitalプレジデントも兼務する。

 そのほか、New Technology Group担当ジェネラルマネージャーのJosh Walden氏が、今後、新技術に関するすべての製品および開発チームを指揮する。

 これら再編に伴い、Mobile and Communications部門担当ジェネラルマネージャーのHermann Eul氏とNew Devices Group担当ジェネラルマネージャーのMike Bell氏が退社する。

 IntelのBrian Krzanich CEOは、今回の再編について「業務を効率化し、成長を促進するため」としている。

[発表資料へ]