米Microsoftは米国時間2014年9月29日、ニューヨーク市の5番街に同社初となる旗艦店をオープンする計画を明らかにした。詳しい住所は「677 Fifth Avenue」で、米Appleの直営店(767 Fifth Avenue)から約0.3マイル(約480m)、徒歩で約6分の距離だ。

 Microsoftは5番街の店舗を「単に直営店というだけでなく、Microsoftが革新的な方法でユーザーやパートナーとの関係をいっそう強めるための経験的空間にする」としている。

 Microsoftの直営店では、タブレット端末「Surface Pro 3」やビデオゲーム機「Xbox One」をはじめとする同社製品、「Windows Phone」を搭載した各種スマートフォンのほか、さまざまなアクセサリーを販売する。来店客は実際に製品に触ったり、店員に技術的な質問をしたりできる。

 Microsoftは2009年10月に直営店の1号店をオープンし、現在では米国、カナダ、プエルトリコに104店舗を構えている。ホリデーシーズンまでに、さらに10店舗を開店する予定という。

 またMicrosoftは昨年6月に、米Best Buyの600以上の北米店舗にMicrosoft関連製品の販売コーナー「Windows Store」を展開する計画を発表している(関連記事:Microsoft、Best Buyの約600店舗に販売コーナー「Windows Store」を開設へ)。

 ニューヨーク旗艦店の開店日についてはMicrosoftは明らかにしていないが、米メディア(Wall Street Journal)は2015年になると報じている。現在その場所には高級ブランドの「Fendi」が入居している。

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