写真●米Microsoftは、米Best Buyとの提携を発表
写真●米Microsoftは、米Best Buyとの提携を発表
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 米Microsoftは現地時間2013年6月13日、米Best Buyとの提携を発表した。北米の600以上のBest Buy店舗に、Microsoft関連製品の販売コーナー「Windows Store」を設ける(写真)。6月後半から9月にかけて順次開設する。

 Windows Storeは、Best Buyが全米に展開する500店舗と、カナダの100店舗以上(傘下のカナダFuture Shopを含む)に設置し、販売面積は1500~2200平方フィート(約140~200平方メートル)。Windowsを搭載したタブレット端末、パソコン、スマートフォンや「Xbox」ゲーム機といったハードウエア、「Microsoft Office」を含むソフトウエア、および関連アクセサリーを販売する。「Surface」タブレット端末の専用エリアも有り、来店者は実際に見て、触り、比べることができる。

 1200人のスタッフを補強し、最適なパソコン選びをアドバイスしたり、Xboxを使った音楽ストリーミングの方法などを実演したり、すぐれた顧客体験を提供するとしている。

 Windows Storeの設置について同社最高マーケティング責任者のChris Capossela氏は、「潜在顧客にリーチする機会を増やし、来店者に技術購入の新たな選択肢を与えるため」と説明している。Microsoftは一方で直営店「Microsoft Store」を米国で68店舗展開している。

 なおBest Buyは今年4月に、韓国Samsung Electronicsとも専用コーナー「Samsung Experience Shop」の設置で提携を結んでいる(関連記事:Samsung、全米のBest Buy店舗に専用コーナーを設置へ)。

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