クラウドソーシングサービス「Job-Hub」を運営するパソナテックと、マニュアル作成Webサービス「Teachme Biz」を提供するスタディストは2014年8月26日、両社が提供する「取説クラウドソーシング」がIT企業など3社に採用されたと発表した。

 取説クラウドソーシングとは、パソナテックが運営するJob-Hubの登録者が、電子版の製品取り扱い説明書やヘルプページの作成を請け負うサービス。説明書などの作成・閲覧に際してはスタディストのTeachme Bizを利用する(関連記事:取説をクラウドソーシングで作成、パソナテックがTeachme活用)。

 今回、取説クラウドソーシングを採用したのは、介護・医療分野の経営支援サービスなどを提供する東証一部上場のエス・エム・エス、クラウドサービス「Zoho」を提供するゾーホージャパン、アポイント設定ツール「Cu-hacker」を提供するジェネストリームの3社。

 エス・エム・エスは、同社の中小介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のマニュアル作成に利用。ゾーホージャパンでは、これまで英語版ユーザーマニュアル/ヘルプページを翻訳して配布していたが、日本市場向けにはTeachme Bizを活用する。ジェネストリームでは、Cu-hackerのスマートフォンアプリのマニュアル作成などに利用する。

 取説クラウドソーシングの料金は、Teachme Bizの利用料金に加え、Job-Hubにおける制作費用(制作受託時に個別見積もり)がかかる。Teachme Bizは月1万閲覧までで月額1万円。