図●取説クラウドソーシングのイメージ
図●取説クラウドソーシングのイメージ
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 パソナテックとスタディストは2014年4月24日、パソナテックが運営するクラウドソーシング「Job-Hub」の登録者が、電子版の製品取り扱い説明書やヘルプページの作成を請け負う「取説クラウドソーシング」の提供を開始したと発表した()。説明書などの作成にはスタディストが提供する「Teachme biz」(Teachme)を利用する(関連記事:スマホで手順を撮影してその場でマニュアルが完成、あらゆる業務を見える化する「Teachme」)。

 Teachmeはスマートフォンなどを使い、画像とテキストだけで業務手順などをスライドショー形式で作成し、共有できるマニュアル作成ツール。Job-Hubの登録者は、Webページ作成などのスキルがなくても、Teachmeを利用することで、製品概要や使用方法を理解するだけで製品の取り扱い説明書のページ作成が可能になる。

 一方、依頼する側のメリットとして、これまで説明書の制作にかけていたコストを削減できるとしている。料金はTeachmeの利用料金が月1万閲覧までの場合、月額1万円。これにJob-Hubでの制作費用が加わる。制作費用は個別見積もりとなる。パソナテックおよびスタディストでは、初年度500社の導入を目指すとしている。