写真:Getty Images
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「全産業のデジタル化」に邁進する米シリコンバレーのスタートアップ。こうした企業が決まって採用するイノベーションを生み出す方法論がある。「デザイン思考」だ。エンジニアと経営者、そしてデザイナーが三位一体となり、定式化された手法で構想、試作、ユーザーによる評価、改良を繰り返して、新たなサービスやビジネスモデルを作り出す。スタートアップを追い、米IBMなど大手も続々と採用に踏み切り始めた。デザイン思考をシリコンバレーはどう料理したのか。その活用の実態と現状を、現場からレポートする。

中田 敦=シリコンバレー支局

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