写真:Getty Images
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パリのソムリエも絶賛する日本酒「獺祭(だっさい)」高品質の大吟醸酒として国内外で人気が高まる。まさに匠の技の極致だが、その酒蔵に杜氏の姿は無い――。世界が認めるジャパンクオリティー、日本品質、製造業なら匠の技、サービス業ならおもてなしを極めることが、日本企業がグローバル競争で勝ち抜く必須の条件だ。だが同時に、高品質ゆえのコスト高という日本企業の弱点も克服していかなければならない。ITで両立を図ろうとしている製造業やサービス業の先進的な取り組みに活路を探る。

編集委員 木村 岳史

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