ネットワーク分野では、2015年は2014年に引き続き、格安SIMやMVNOが話題の中心だった。アクセスランキングでも、格安SIMやMVNOを取り上げた記事が上位にランクインした。格安SIMで人気のあった記事は、『格安SIMはこれを選べ!使い方別おすすめプラン6選[15年夏]』『「格安SIM」が迫る企業ネットワークの大変革』『SIMフリーiPhoneに合う格安SIMはこれ! 使い方別おすすめプラン6選[秋]』などがあった。
MVNOについては、『日本通信「b-mobile SIM 高速定額」を使ってみた』『ドコモの2014年度パケット接続料、想定を下回る低減率でMVNOに波紋』といった記事がよく読まれた。
関連して、SIMロックフリースマホや格安スマホの記事も人気が高かった。中でもSIMロックフリー端末の仕様をまとめた『SIMロックフリースマホはどれがいい? 現行モデルを総括する』はランキング1位を獲得した。このほか、『早速試した! ASUSの次期主力スマホ「ZenFone 2」、日本発売が待ち遠しい』『あの「BlackBerry」も再参入 急増するSIMフリースマホの問題点とは?』『格安スマホを「通話定額」にするワザ ドコモSIMと格安SIMを1台のスマホで併用すればいい』といった記事がランクインしている。
スマホ一般を取り上げた記事も上位にランクインした。『スマホが殺した「家族の会話」「仲間の時間」』などだ。さらに、人気のスマホであるiPhone 6の内部構造から、アップルの無線実装の方針を考察したコラム『iPhone 6の無線実装に見るアップルの頑固さ』もよく読まれた。
モバイルに関連した記事が上位を占めるなか、意外にもイーサネットの新規格に関する記事『1Gビットの次は10Gビットじゃない? 崩れつつあるイーサネットの常識』が注目を浴びた。さらに、グーグルが自社データセンター向けにスイッチを自作したと明かした記事『「10年前からスイッチを自作」、Googleが“公然の秘密”をついに公表』もよく読まれている。