米ラスベガス・コンベンションセンターや主要ホテルなど、CES2015の展示エリアは広大な面積を占めている。その中でも特に大型のブースを出展することで存在感を示したのが、ソニーとサムスンだ(写真1)。
特集第3回は、スマートフォンやテレビ、ウエアラブルなどで競合している両社について、両社の展示の特徴を詳しく見ていきたい。
ソニーは4K、ハイレゾなど強みを持つ製品に特化
CES2015開幕前日の1月5日(現地時間)にソニーが開催したプレスカンファレンスでは、4Kやハイレゾオーディオ、ハンディカムなどの新製品を発表。ソニーが強みを持っている製品を強化しつつ、「Life Space UX」やスマートウエアなど、新たな方向性を模索する形となった(関連記事:ソニーの4KテレビはAndroid TVを採用へ、平井社長が発表)(写真2、写真3)。