昨日の日立製作所に続き、NEC、富士通、NTTデータが2015年3月期の中間決算を発表しています。事業売却の影響があるため必ずしも増収ではありませんが、すべての企業が営業利益で増益となりました。好業績の発表が続いていると言っていいでしょう。

 各社の中間決算の詳細は、「日立の上期連結決算は増収増益、通期予想は営業益5800億円で過去最高」、「NECの上期決算は減収増益、携帯電話端末事業は黒字転換」、「富士通の2014年4~9月期決算は増収増益、『国内のSI事業は堅調』」、「NTTデータの4~9月期は増収増益、不採算案件の減少で増益」の4本で取り上げたとおりです。

 少し前に、「IBMショック、日本メーカーへの波及は」という日記を書きましたが、目の前の業績は対照的な結果になりました。日本企業の復調は本物なのか、注目していきます。