iPhone 6の販売を巡って、携帯電話会社のつばぜり合いが激しくなっています。9月12日の予約開始時、KDDIとソフトバンクモバイルがほぼ同額の販売価格を公表すると、NTTドコモだけは2日遅れの9月14日に、旧端末の下取りキャンペーンを武器にした端末の販売価格を発表しました。今度は今日になって、ソフトバンクモバイルが端末の下取りプログラムを19日にスタートすると、発表しています(関連記事:iPhone 6も新規・MNPで実質負担額0円から、ドコモは13日以降に価格を発表ドコモのiPhone 6は機種変更を他社より安く、下取りも手厚くして他社の顧客争奪ソフトバンクが端末下取りプログラム、ドコモ対抗で他社端末も対象に)。

 人気の高いiPhoneをどれだけ売るかは各社の一大事でしょうから、端末の販売価格が重要なのはわかります。それでも、予約開始時点でもわからない、価格を発表してから数日後に高額の下取りプログラムを追加で発表する、といったニュースを目にすると、利用者にとって親切なことなのか、と疑問が湧いてきます。

 激しい競争の裏返しと納得するしかないのでしょうか。