東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京五輪)のパートナーにNEC、富士通という日本を代表するIT企業が相次いで名乗りを上げました(関連記事:生体認証やドローン、SDNなどが対象、NECが東京五輪パートナー契約、富士通はデータセンターで東京五輪に貢献、ゴールドパートナー契約を締結)。「通信サービス」を対象としてスポンサー契約を結んだNTTグループに続くことになります。
関連記事から引用すれば、NECの「パートナー契約の対象カテゴリーは『パブリックセーフティ先進製品』と『ネットワーク製品』」であり、富士通は「データセンターパートナー」ということになります。対象のカテゴリーは異なりますが、同じ日の発表、そして両社とも発表記者会見に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗会長が参加しています。つばぜり合いがあるように感じるのは筆者だけでしょうか。
対象の違いはあれ、どういった技術で東京五輪を盛り上げるのか、という面では激しいつばぜり合いがあってもいい気がします。5年後の本番を楽しみに待ちます。