「コマツが建設現場向けクラウド、ドローンで自動測量も」を読んで驚きました。しばらく前から、ドローン(小型無人飛行機)が社会に様々な影響を与えそうだという記事は目にしていましたが、コマツが実際に取り組むと聞くとまた印象が変わります。

 記事によれば、コマツは「現場で工事を進める建設業者に、自動制御できるドローンやブルドーザーを貸出し、測量データや設計図面などを一元管理できるクラウド環境も提供する」といいます。

 効果は想像以上のようです。記事から引用します。

 「『ドローンの導入によって、測量にかかる工期は大幅に短縮できる』(コマツレンタルの担当者)。空から測量するので、地上から作業員が立ち寄れないポイントの測量も可能だ。現場の状態にも左右されるが、数百万ポイントの測量を10~15分で完了するという。

 測量の自動化によって、精度も向上する。ドローンによる測量の精度は、誤差1センチメートル以内だという。『人間の手による測量では、10メートルほどの誤差が出ることもあった』(コマツレンタルの担当者)。経験の豊富な作業員が不足していても、高精度な測量が可能になる」

 ドローンが建設を変え始めたのかもしれません。