最近登場したSIMロックフリースマートフォンレビューの第2回は、ファーウェイ・ジャパンの「Ascend」シリーズを取り上げる。前回の「G2 mini」と同様に、MVNO事業者や販売店が端末と通信サービスのセット販売を始めている。

 安価で手を出しやすいのは「Ascend G6」。端末単体はビックカメラやコジマ、ムラウチドットコム、上新電機などが販売している。端末単体だと、2万9800円(税別)が多い。通信サービスとのセット品は5000円ほど安くなっているケースもある。

 U-NEXTの「U-mobile」は音声通話サービス付き、24カ月支払うパターンで月額2822円から。この場合、高速データ通信可能な容量は月当たり1GBで、超過すると速度が128kbpsになる。大手電機チェーンの「エディオン」でも「エディオンセレクトスマホ」として、Ascend G6をセット販売している。高速通信1日当たり50MB、月当たり最大1.55GBのプランだと月額2434円。全部で5つのプランを用意している。ノジマなど、ほかの大型電器店も扱いを始めている。

 最新モデルの「Ascend P7」は、G6の上位モデルとして発売された。G6より薄く、スペックが高い。価格はその分高く、希望小売価格は4万6800円、税込みだと5万円ほどになっている。

 では、まずAscend G6の外観から見ていこう。

G2 miniと同等のやや低い解像度

 手に取って感じるのはG2 miniと同様のコンパクトさだ(写真1~3)。2台を重ねると、Ascend G6がわずかに縦に数ミリ長い程度。G2 miniのような丸みはないので、iPhone 5/5sあたりとよく似た印象となっている。見た目は重そうだが、意外と軽い。