注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

selfup
芦屋広太一つ上のヒューマンマネジメント

どの会社でも通用する仕事術(8)明日につながる叱り方6つのポイント

2009/10/15

 前回は,どの会社でも通用する仕事術を構成する7つの力のうち,(6)の「褒める」を説明した。7つの力は以下の通りである。

(1)教える
(2)マネジメント
(3)仕事を頼む
(4)交渉する
(5)文章を書く
(6)褒める
(7)叱る

 仕事を円滑に進めていくためには,「褒める」ことが非常に重要である。部下や後輩を褒めるのは言うまでもない。時には上司や同僚,取引先の関係者もうまく褒めることが,仕事がうまく進めるコツである。これこそ,どの会社でも通用する仕事術と言えるだろう。褒めるについては,筆者のWebサイトでチェックリストも用意しているので,ぜひ利用していただきたい。

 今回は,(7)の「叱る」を取り上げる。これも,どの会社でも使える重要な仕事術である。組織をマネジメントする場合も,部下を指導する場合も必要になる。

 基本的に,叱るというのは上司が部下に対して使う,あるいは先輩が後輩に使うマネジメントの手段である。ただし,言い方に細心の注意を払えば,上司と部下,先輩と後輩以外の関係でも威力を発揮する。

 叱る局面は状況によって異なるが,「失敗したとき」「認識の甘さを指摘されるとき」「手抜きをしたとき」などに使うべきものである。叱ることによって,「本気になってもらう」「気合を入れてもらう」といった心と頭を刺激する効果が期待できる。

「叱り方」6つのポイント

 筆者は,20年間の社会人生活,10年の教育コンサルタント生活の中で,叱るという行為に6つのポイントがあることを発見し,利用してきた。

(1)叱るときや注意するときは,人目と人の耳を考える
(2)人格ではなく,行為をしかる
(3)叱る理由を明確にする
(4)失敗したと相手が認めてから叱る
(5)叱られても「得がある」と思わせる
(6)失敗を強く反省しているときは,きつく叱らない
>>6つのポイント
次ページ以降はITpro会員(無料)の方のみお読みいただけます。
会員の方は、 ログインしてご覧ください。
まだ会員でない方は、ぜひ登録(無料)していただき、ITproの豊富なコンテンツをご覧ください。

著者プロフィール

芦屋 広太(あしや こうた)
 システムアナリスト/教育評論家。SE,PM,システムアナリストとしてシステム開発・システム統合などを経験。この過程で調査・分析した内容を「ヒューマンスキル教育」としてモデル化。将来を担う人材研究に利用する。著書にITproでの連載をまとめた「ITエンジニアのための人を動かす9の基礎力と27のエクササイズ」(日経BP社),「ITエンジニアのための仕事を速くする7の基礎力と9のエクササイズ」(同),「「たった一行」で思いどおりに仕事を動かすメールの書き方・返し方(インプレスジャパン),「仕事を成功させる[芦屋式]コミュニケーション5つの技術」(ソーテック),「IT教育コンサルタントが教える 仕事がうまくいくコミュニケーションの技術」(PHP研究所),「SEのためのヒューマンスキル入門」(日経BP社),「Dr芦屋のSE診断クリニック」(翔泳社),「話し過ぎない技術(毎日コミュニケーションズ)」などがある。Twitter:@hongojk、facebook:kouta asiya(clinic@a-ron.net)。

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介