研究室に置いてあるロジテックのSkype端末。ACアダプタは付けたままで話す時に外して使います。
研究室に置いてあるロジテックのSkype端末。ACアダプタは付けたままで話す時に外して使います。
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 私が待ちに待っていたSkype専用ハードウエアが登場しました。ロジテックが9月下旬に発売した無線LAN対応の携帯端末です。私は今年の6月に、「なかなか出ないSkypeマシン 」という記事を書きましたが、そのSkypeマシンが出てきたのです。早速、使ってみることにしました。

 このロジテックのSkype端末は、携帯電話サイズで、無線LANを使える場所なら単体で携帯電話のように使えます。私の生活圏である自宅、大学、会社などは、大体の場所で無線LANを使えるので、このSkype端末を持ち歩いてみました。すると、バッテリーの持ち時間が短いことに気づきました。朝に充電したSkype端末を持って出ても、夕方にはバッテリーが失くなってしまうのです。

 もっとも、私は大抵いつもPCを持ち歩いています。Skype専用端末を持たなくても、PCに搭載したSkypeを使う方がいいかなと思ってしまいました。そこで持ち歩くのをやめて、Skype端末には研究室のIDを設定して、研究室の机の上に置くことにしました。これが、意外に便利です。

 これまで研究室にいる人とSkypeで話そうと思ったら、研究室にいるだろうなと思う人に片っ端からSkypeで電話をかけていました。この方法では、研究室にいない人に電話してしまうことが多く、何度かかけないと研究室内の人と話せませんでした。Skypeは固定電話のように必ず同じ場所につながるわけではなく、相手が使っているPCの場所にかかるためです。これからは、研究室に置いたSkype端末にSkypeで電話をすれば、必ず研究室にいるだれかが電話を取ってくれます。研究室にいつも置いておくなら、バッテリーの持ちが悪いというのも問題ありません。

 みなさんも、Skype専用端末を無料の固定電話のように使うのはいかがでしょうか? PCを用意しなくても、手軽に使えて結構便利ですよ。