米Googleは米国時間11月13日に,米YouTubeの買収手続きが完了したと発表した。取引総額は16億5000万ドル。
Googleは取引に際して,321万7560株と,44万2210株のClass A株に転換可能な制限付き株式,オプション,ワラントを発行した。
Googleは10月に,YouTubeを買収する計画を発表。「YouTube買収により,ビデオの公開や視聴および共有に関心の高いユーザーに,より広範で優れた体験をもたらすことに注力する。プロのコンテンツ所有者には,膨大な新規視聴者に作品を披露できる機会を提供する」(Google)としている。
YouTubeは独立したブランドを維持し,Googleのビデオ事業を補完する。引き続きカリフォルニア州サンブルーノに拠点を置き,従業員もそのまま雇用する。
なお,YouTube共同設立者兼CEOのChad Hurley氏によると,「今後数カ月のうちに多数の新たな機能とプログラムをリリースする」という。
[発表資料へ]