米Microsoftは米国時間9月25日,広告企業向けのソリューション「Microsoft Digital Advertising Solutions」を発表した。同社の広告製品とサービスを組み合わせ,パソコン,「Xbox」ゲーム機,Web対応携帯電話,PDAなどのデバイスを通じて広告主とターゲット・ユーザーがつながるようにする。
同社コーポレート・バイス・プレジデント兼チーフ・メディア・レベニュ・オフィサのJoanne Bradford氏は,「今日の消費者は様々なデジタル・デバイスを用いて,ますますオンラインに時間を費やすようになっている。単一メディアの広告だけでは対象となる消費者全体に訴求できないということを,広告主は認識しつつある」と説明する。「当社は,メディアの分散化という現実に対応し,広告主が原点に立ち返って魅力ある創造的な広告を作ることを支援する」(同氏)。
Microsoft Digital Advertising Solutionsにより,「広告主は毎月4億6500万人を超える『MSN』ネットワーク利用者をはじめ,『Windows Live』『Xbox Live』『Office Online』の数百万人以上のユーザーに向けて,広告を展開できる」(同社)。また,新たなサービス「Live Search」や「Live Local Search」への拡大を図れるほか,提携を結んでいるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の米Facebookや,5月に買収したゲーム内広告の米Massiveなどとの関係を活用することも可能。
なお同社は,5月より米国で有料広告検索プラットフォーム「adCenter」の全面実装を行っている。米メディアの報道(InfoWorld)によると,直近の四半期決算では同プラットフォームによる目立った収益増はないが,今後,同社の広告事業で「大きな役割を果たすようになる」(Microsoftグローバル・マーケティング担当ジェネラル・マネージャのEric Hadley氏)と期待している。
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