ノルウェーのOpera Softwareは現地時間11月22日に,米MacromediaのFlash Playerのぜい弱性に対応したWebブラウザの新版「Opera 8.51」ををリリースした。新版は,同社サイトからダウンロードできる。
アップデートされたWindows向けのOpera 8.51は,Macromedia Flash 7r61とともにリリースされる。リモート攻撃によりユーザーのシステムを乗っ取られる可能性があったぜい弱性に対応している。
同リリースは,ほかのアプリケーションから渡されたURLに含まれるコマンドを実行しないようにするOperaのラッパー・スクリプトがアップデートされている。このため,同社は,Linux/FreeBSD/Solarisユーザーにアップグレードを勧めている。
日本語システムでMac OS Xを使うユーザー向けには,Javaを使ったページにおける安定性も向上させている。
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