調査内容 IT予算の執行率
調査時期 2007年12月中旬
調査対象 ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者
有効回答 2515件(1009件)
( )内は情報システム担当者の有効回答数

 2007年11月の企業・組織の「IT予算執行率INDEX(平均の予算執行率)」は予算消化率96.7%(平均3.3%の予算未消化),前月(2007年11月調査の2007年10月実績)に比べて0.5ポイント消化率が上昇したことが,日経マーケット・アクセスがITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に,2007年12月に実施した調査で明らかになった。

 前月2007年10月実績(2007年11月調査)の3.8%未消化との0.5ポイント差は,過去最も変動が小さかった2006年11月実績(5.1%未消化)~2006年12月実績(4.6%未消化)と並ぶ,調査開始以来最低の変化だ。

 回答の内訳を見ても,「予算超過」側の合計は8.5%で前月10月実績の8.6%とほぼ同じ。「予算未達」側合計比率も10月実績の17.1%とほぼ同じ16.8%。調査開始以来の実績の最小値をわずかながら更新した。「ほぼ予算通り執行」の74.8%は,2006年9月の調査開始(2006年8月実績)以来の最大である。

■調査概要
 日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に,前月(2007年11月)のシステム投資の執行額が予算に比べて超過または未達(未消化)になったかを聞いた。ここでの設問は,回答者が担当・関与している情報システムの範囲を総合的に見た超過/未達率である。
 本文中の「予算執行率INDEX(平均の予算執行率)」は,選択式回答の「50%超の未達」を-65%,「20%~50%の未達」を-35%,「10%~20%の未達」を-15%,「10%未満の未達~10%未満の超過(ほぼ予算通り執行)」を0%,「10%~20%の超過」を+15%,「20%~50%の超過」を+35%,「50%超の超過」を+65%に換算して加重平均した。
 なお,予算はゼロで当月執行が発生した場合は,「50%超の超過」,「予算ゼロ,かつ執行ゼロ」の場合は「ほぼ予算通り執行」を選択するよう求めている。新規購入や開発中の案件がなく,当月のIT関連支出が継続運用費やリース料の支払い,減価償却費のみの場合も,「ほぼ予算通り執行」を選択するよう求めた。
 調査実施時期は2007年12月中旬,調査全体の有効回答は2515件,「所属する企業・組織で自社の情報システムにかかわる業務(企画立案・設計・開発・運用・予算承認など)を担当している」とした実質的な有効回答は1009件。

図●2007年11月のIT予算の執行率(n=730)