税理士や社会保険労務士などに、月額2980円で何度でも相談できるオンラインサービス「Bizer(バイザー)」を提供するビズグラウンドは2014年7月1日、新たに役所提出書類の自動生成サービスを開始した。第一弾として、会社設立時に必要な手続き書類の自動生成機能を提供する。

 役所提出書類の自動生成サービスは、Bizerの契約者向けサービスであり、同サービスを利用するための料金は別途発生しない(関連記事:月額2980円のクラウド税理士相談、“価格破壊”ができるわけ)。

 今回自動生成する書類はの各書類。契約者が事前に登録している情報を基に生成する。電子定款にも対応している。Bizerは「スモールビジネスのバックオフィス業務効率化」をコンセプトに掲げており、今後は会社設立時に必要な手続き書類だけでなく、様々な役所提出書類を自動生成する開発を進めるとしている。

 なお同社は「インキュベイトファンド2号投資事業有限責任組合」から、数千万円の出資を受けたことも併せて発表した。

表●自動生成する書類
共通定款
法務局登記申請書、収入印紙貼付台紙、登記申請書別紙、取締役就任承諾書、本店所在場所決議書、払込のあったことを証する書面、印鑑届出書、印鑑カード交付申請書
税務署法人設立届出書(税務署)、給与支払事務所等の開設届出書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書、青色申告の承認申請書
都道府県税事務所法人設立届出書(都道府県税事務所)
市区町村税事務所法人設立届出書(市区町村税事務所)