写真●まいと~く FAX Server 7/シリアルデバイスユニット付きの概要(出典:インターコム)
写真●まいと~く FAX Server 7/シリアルデバイスユニット付きの概要(出典:インターコム)
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 インターコムは2014年6月10日、ファクス(FAX)サーバーソフト「まいと~くFAX Server 7」のラインアップを拡張し、シリアル接続型のFAXモデムをLANを介して使えるようにする「シリアルデバイスユニット」をセットにしたエディションを追加したと発表した(写真)。サーバーのシリアルポートやUSBポートに直接モデムをつなぐ必要がないため、仮想サーバー環境に向く。6月20日に販売開始する。

 まいと~くFAX Server 7は、FAXサーバーソフトである(関連記事:インターコム、USB接続モデムでFAXサーバーの回線拡張を容易に)。電話回線とFAXモデムを用いたFAXの送受信をPCサーバーから実行/制御する。オフィス文書をFAX送信したり、受信したFAX画像をTIFF/PDFに保存したりできる。FAX連携機能を外部アプリケーションに組み込むためのAPIライブラリーも用意している。

 今回、製品ラインアップを拡張し、シリアル接続型のデバイスをLAN(イーサネット)経由で使えるようにする周辺機器をセットにしたエディション「まいと~く FAX Server 7/シリアルデバイスユニット付き」を用意した。これを使うと、サーバーのシリアルポートにFAXモデムを直接つなぐことなく、LANポートを介してFAXモデムを使えるようになる。このため、仮想サーバー環境でFAXサーバーソフトを動作させる場合に都合がよい。仮想サーバー環境では、シリアルポートやUSBポートで接続したデバイスを使えないことがあるという。

 価格(税別)は、1年保守付きで以下の通り。シリアルデバイスユニット「まいと~く-4ポート-SDUM4」付きのエディションの価格は、回線分のFAXモデムが付属して、2回線版が63万5000円、4回線版が72万3000円、8回線版が106万3000円。まいと~く-4ポート-SDUM4単体は、25万円。一方、シリアルデバイスユニットが付かない通常のエディションの価格は、回線分のFAXモデムが付属して、2回線版が32万円、4回線版が55万円、8回線版が70万円。