金融庁は2014年3月12日、大阪証券取引所に対して報告徴求命令を出した。大証は3月4日に、一部のデリバティブ商品について約25分間取引ができなくなるトラブルを引き起こした(関連記事:大阪証券取引所で一時売買停止、原因は手動による切り替えミス)。同庁は、3月19日までにトラブルの原因や再発防止策などを報告するよう求めている。

 大証は4日に開いた会見で、トラブルの原因はオペレーターによる操作ミスと説明。手順書の改善やオペレーターの訓練によって、再発を防ぐとしている。