図●米Apple「iOS 7」のiOS端末全体に占める割合が18%超に
図●米Apple「iOS 7」のiOS端末全体に占める割合が18%超に
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 オンライン広告サービスを手がける米Chitikaが現地時間2013年9月19日に公表した調査結果によると、米Appleの最新OS「iOS 7」のiOS端末全体に占める割合が、公開後24時間で18%超に達した。昨年の同じ時期におけるiOS 6の初日導入率を上回る勢いで、Appleにとっては新たな快挙だとしている。

 AppleがiOS 7を公開した9月18日と翌19日に、Chitikaの広告ネットワークにおいて米国とカナダのトラフィックを測定した。当初1%に満たなかったiOS 7の割合は18日の昼過ぎから急増し、24時間後には18%を若干上回る水準に達した。これは2012年9月19日に公開したiOS 6の初日導入率、約15%を上回っている。

 Chitikaによると、2012年7月から公開された米GoogleのJelly Bean(Android 4.1/4.2/4.3)の現在の導入率は約45%。またiOS 6の導入率は公開後1カ月で60%に達した。iOS 7はこれらを上回る勢いで伸びていくだろうとChitikaは予測している。

 Appleは9月20日にiOS 7を標準搭載する「iPhone 5s」「同5c」の販売を開始したが、これに先立ち18日に既存端末向けアップデートを一般公開した。このアップデートの対応端末は「iPhone 4」以降、「iPad 2」以降と「iPad mini」、「iPod touch」(第5世代)となっている(関連記事:Apple、新モバイルOS「iOS 7」は9月18日に無償提供開始 )。

[Chitikaの発表資料]