写真1●共同ワークスペースでサービスなどを説明する「ドコモ・イノベーションビレッジ」第1回参加チーム
写真1●共同ワークスペースでサービスなどを説明する「ドコモ・イノベーションビレッジ」第1回参加チーム
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写真2●登壇した「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第1回参加チーム。写真左はNTTドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元信行氏
写真2●登壇した「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第1回参加チーム。写真左はNTTドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元信行氏
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写真3●第1回参加チーム6社の成果は9月26日の「Demo Day」で発表
写真3●第1回参加チーム6社の成果は9月26日の「Demo Day」で発表
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 NTTドコモ・ベンチャーズは2013年7月16日、新オフィスの完成に併せてベンチャー支援プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」第1回参加チームの説明会を開催した(写真1)。TIMERS、プライムアゲイン、coromo、ウィルモア、GADGET、SODAの第1回参加チーム6社がこれまでの活動を紹介し、ドコモ・イノベーションビレッジに参加した利点などを述べた(写真2関連記事)。

 GADGETの代表取締役である浅見敬氏は、「ベンチャーは数人でやっていて、そのなかでは議論をするが、第三者や外部の意見を聞く余力がないことが多い。(ドコモ・イノベーションビレッジに参加することで)第三者の意見を聞く機会を得られた」といった利点を述べた。メンターのセミナーも役に立っているという。サービスを提供するうえで「不特定多数をイメージするのではなく、実在の個人を具体的にイメージして提供する方がいい、といった助言が印象に残っている」(浅見氏)とした。

 また、参加チームの複数がドコモ・イノベーションビレッジに参加しようと思った理由の一つとして、NTTドコモが米Evernoteに出資し、同社の活動を支援していることを挙げた。NTTドコモが持っているトラフィックやユーザー数の多さもベンチャーにとって非常に魅力的であり、例えば「『dメニュー』に入れてもらえるようなことがあったらうれしい」といった声も挙がった。

 冒頭、NTTドコモ・ベンチャーズ取締役副社長の秋元信行氏は、当初ドコモ・イノベーションベンチャーズの名称で設立された同社について、7月1日に商号をNTTドコモ・ベンチャーズに変更したことに触れ、NTTグループ全体のベンチャー窓口としての位置付けをより明確化したことを説明。また、ドコモイノベーションビレッジの第1回参加チーム6社の成果を9月26日の「Demo Day」で発表すること、第2回のテーマ発表を9月上旬に予定していることなどを説明した(写真3)。