写真●マイクロソフトの「Surface Windows 8 Pro」
写真●マイクロソフトの「Surface Windows 8 Pro」
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 米Microsoftは現地時間2013年4月23日、自社ブランドのタブレット機「Surface」の販売対象国を拡大すると発表した。OSにWindows 8 Proを搭載する「Surface Windows 8 Pro」(Surface Pro)を欧州やアジアなどの24カ国、地域で発売する。同社Surface部門担当ジェネラルマネジャーのBrian Hall氏が公式ブログで明らかにした。ただし、日本での販売開始時期については触れていない。

 同社によると、Surface Proは5月末までに、英国、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イタリア、ルクセンブルク、オーストラリア、ニュージーランド、香港など19カ国、地域で販売を始め、6月末までに韓国、マレーシア、ロシア、シンガポール、タイでも販売する。

 Microsoftは2013年2月9日にSurface Proを米国とカナダで発売した。米メディア(The Verge)によると4月2日には中国でも発売している。ただし、ストレージの容量が128Gバイトのモデルは北米で販売開始後数時間で完売となるなど在庫切れが続いていた。MicrosoftのHall氏は公式ブログで、「これまでの最大の課題は128Gバイトモデルの品薄の解消だったが、ようやく在庫をそろえることができ、北米の提携小売店とMicrosoftの直営店のほぼすべてで販売が可能になった」としている(関連記事:MicrosoftがSurface Proを発売、128GBモデルは即日完売)。

 Microsoftは併せて、Windows RTを搭載する「Surface Windows RT」(Surface RT)をマレーシア、メキシコ、韓国、タイでも発売すると発表した。Surface RTはこれまで米国や日本をはじめ25カ国、地域で販売していたが、これで同モデルの販売地域は合計29カ国、地域に拡大する。マレーシアでは4月25日に、メキシコでは5月末、韓国とタイは6月に発売する予定。

[Microsoft公式ブログへの投稿記事]