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Appleの2012年10~12月期決算、18%増収もアナリスト予測に届かず

鈴木 英子=ニューズフロント 2013/01/24 ITpro
図1●米Appleが発表した2012年10~12月期決算(単位は百万ドル)
図1●米Appleが発表した2012年10~12月期決算(単位は百万ドル)
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 米Appleが現地時間2013年1月23日に発表した2013会計年度第1四半期(2012年10~12月)の決算は、売上高と純利益ともに過去最高を記録した。しかしアナリストが予測した売上高には届かず、今後については弱気な見通しを示している。

 10~12月期の売上高は545億1200万ドルで、前年同期(2011年10~12月)の463億3300万ドルと比べ18%増加した。純利益は同130億7800万ドルで前年同期の130億6400万ドルと比べて0.1%微増となった。希薄化後の1株当たり利益は13.81ドルで前年同期の13.87ドルから減少。粗利益率は38.6%で前年同期の44.7%から縮小した。

 製品出荷台数は、スマートフォン「iPhone」が前年同期比29%増の4779万台で過去最高となった。タブレット端末「iPad」は2286万台で同48%増加した。一方、「Mac」パソコンは406万台で同22%落ち込み、携帯型メディアプレーヤー「iPod」は1268万台で同18%減少した。iOS登載端末の合計販売台数は7500万台を超えた。

 地域別業績を見ると、米大陸が203億4100万ドルで前年同期から15%成長、欧州が124億6400万ドルで同11%増加した。中国(香港と台湾を含む)は68億3000万ドルで同67%急伸し、日本は44億4300万ドルで同25%増加した。アジア太平洋地域は同10%増の39億9300万ドルだった。米国外からの売上高が総売上高に占める割合は61%となる。

 2013会計年度第2四半期(2013年1~3月)の見通しについては、売上高を410億~430億ドルの範囲、粗利益率を37.5~38.5%の範囲と予測した。

 米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、アナリストらは10~12月期の売上高を547億3000万ドル、1株当たり利益を13.47ドルと見込んでいた。製品販売に関するアナリスト予測はiPhoneが4700万~5000万台、iPadが2200万~2500万台の範囲だった。1~3月期の売上高見通しについては453億8000万ドルとしていた。

 Appleの同日の株価は前日比1.83%高の514.01ドルで通常取引を終えたが、10~12月期の売上高がアナリスト予測を下回り、控えめな1~3月期見通しを示したことなどから、時間外取引で10%超安い461ドルを付けている。

 なおAppleは今月、最新スマートフォン「iPhone 5」の需要軟化により部品注文を削減したと報じられている(関連記事:Apple、「iPhone 5」の需要軟化で部品注文を削減---米メディアの報道)。

[プレスリリース]
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