米Microsoftは現地時間2013年1月17日、同社の検索エンジン「Bing」のソーシャル検索機能に関する米Facebookとの連携強化を発表した。検索結果ページのサイドバーに表示するFacebookのコンテンツを拡充する。
Bingの検索結果ページは、左のメインカラムに表示するWeb検索結果のほかに、右カラムに設けたサイドバーにソーシャル情報をまとめている。サイドバーでは検索テーマについて知っている可能性のあるFacebookの友達や、ブログあるいは「Twitter」「foursquare」などに関連コンテンツを投稿したことのある人物を提示する。
Microsoftによると、今後はFacebookの友達による投稿写真やコメント、更新情報、共有リンクなどが表示され、これまでと比べて平均5倍のFacebookコンテンツがサイドバーで確認できるようになるという。
例えば「Coachella」野外音楽フェスティバルについて検索すると、Web検索からの情報に加え、同フェスティバルに行ったことのあるFacebookの友達の写真や感想などを取得できる。さらに、次回行きたいと考えている友達を見つけられる可能性もある。
なおMicrosoftは、1月15日にFacebookが独自の検索エンジン「Graph Search」(ベータ版)を発表した際に、Facebook向けWeb検索の強化を明らかにした。Facebook上での検索に対し、Graph Searchの対象外だがユーザーにとって関連性の高いWeb検索結果をBingを通じて提供する(関連記事)。
[発表資料へ]