カナダResearch In Motion（RIM）は現地時間2012年12月6日、新たな企業向けプログラム「BlackBerry 10 Ready Program」を発表した。同社の次期モバイルOS「BlackBerry 10」および次期サーバーソフト「BlackBerry Enterprise Service 10」の導入準備を支援する。
BlackBerry 10 Ready Programは、同日より提供する「BlackBerry 10 Ready Offer」と「BlackBerry 10 Ready Webcast Series」、そして来年1月から提供する「BlackBerry Enterprise Server License Trade Up」と「BlackBerry 10 Readiness Services」の計四つで構成される。
このうちBlackBerry 10 Ready Offerでは、技術サポート「BlackBerry Technical Support」の「Advantage」レベル以上を契約している顧客を対象に（当初は北米のみ）、オンライン学習コースを修了すると、BlackBerry 10スマートフォン1台を無料進呈する。
BlackBerry 10 Ready Webcast Seriesは、RIMの企業向け製品に関する情報やQ＆Aなどを複数言語で毎週オンライン配信し、BlackBerry 10リリースまでに必要なツールをそろえられるようにする。
BlackBerry Enterprise Server License Trade Upは、BlackBerry 10スマートフォンを購入する顧客に、既存のサーバーソフト「BlackBerry Enterprise Server」ライセンスの無償アップグレードを提供する。有効期限は2013年12月31日まで。ただし「BlackBerry Enterprise Server Express」ライセンスは対象外となる。
BlackBerry 10 Readiness Servicesは、BlackBerry 10への移行プランや変更管理、アプリケーション開発といった各種サービスをそろえる。
なお、RIMはBlackBerry 10のリリースイベントを2013年1月30日に複数の国で同時開催する予定。その際にBlackBerry 10を搭載したスマートフォン2機種を発表するとしている（関連記事）。
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