ドワンゴの子会社であるキテラスは2012年9月25日、ニコニコ動画のテレビ向けアプリケーションをパナソニックのビエラおよびソニーのブラビアへ提供開始した。これにより、テレビの画面でニコニコ動画を視聴することが可能になる。今後、ニコニコ生放送にも対応していく予定。
パナソニックのビエラ向けアプリケーションの名称は、ビエラ・コネクト版「niconico」。対応機種は2011年以降発売のビエラ・コネクト対応のビエラで、2010年発売の機種については対応を検討中(詳細)。ソニーのブラビア向けアプリケーションの名称はアプリキャスト版「ニコニコ動画 ~ピックアップ~」。対応機種は、2011年以降発売のブラビア(KDL-EX52H/EX42H/HX65Rシリーズ除く)。
チャンネルを切り替えるように動画のジャンルを切り替えたり、連続再生で動画を視聴することができる機能や、「子どもにおすすめ」メニューなどを備えた。「テレビでの視聴スタイルに合わせ、若年層から高齢層まで幅広い世代でもわかりやすいメニューや操作環境を提供している」(キテラス)としている。
キテラスは、niconico事業のコンシューマーエレクトロニクス分野におけるサービスの企画開発を担当する、ドワンゴの100%出資子会社(関連記事:20代の8割が利用する「ニコニコ」の実像 - 第3回 ニコニコお茶の間進出の先陣キテラス)。