米Appleは現地時間2012年1月4日、スマートフォン「iPhone 4S」を中国など22カ国に新たに投入すると発表した。1月13日に販売を開始する。
iPhone 4Sは2011年10月14日に米国や日本を含む7カ国で発売し、最初の3日間で販売台数が400万台を突破した(関連記事:「iPhone 4S」は発売後3日間で400万台販売、「iPhone 4」の2倍以上)。10月28日にイタリアやスペインなど欧州20カ国とメキシコおよびシンガポールで、11月11日に韓国、香港、ニュージーランド、ポルトガル、ギリシャを含む15カ国でリリースするなど、販売の拡大を進めている(関連記事:「iPhone 4S」、韓国や香港など15カ国/地域で発売、年内に70カ国以上に拡大へ)。
今回iPhone 4Sを発売するのは中国のほか、ボリビア、ボツワナ、英領バージン諸島、カメルーン、中央アフリカ、ドミニカ、エクアドル、グアム、ジャマイカ、ケニア、マダガスカル、モーリシャス、セネガル、ウガンダなど。これによりiPhone 4Sを販売する国および地域は90以上となり、同社最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏によれば、iPhoneで最も対象国/地域の拡大が速いモデルだという。
中国では中国聯通(China Unicom)がiPhone 4Sを販売するが、Appleは中国移動(China Mobile)など他のキャリアとも交渉中だと、米メディア(Computerworld)は報じている。
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