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 米Appleは米国時間2011年11月1日、「iPhone 4S」を新たに韓国や香港など15の国、地域で発売すると発表した。同月4日に事前予約の受け付けを開始し、11日に販売を始める。

 対象となるのは、韓国、香港のほか、ニュージーランド、ポルトガル、ギリシャ、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア、アルバニア、モンテネグロ、マルタ、アルメニア、グアテマラ、エルサルバドル、パナマ。

 iPhone 4Sは10月14日に米国や日本を含む7カ国で発売し、販売台数が最初の3日間で400万台を超えるなどヒット商品となっている(関連記事:「iPhone 4S」は発売後3日間で400万台販売、「iPhone 4」の2倍以上)。

 10月28日には、イタリアやスペインなど欧州20カ国とメキシコ、シンガポールでも発売しており、現在は29の国、地域に販路を拡大している、Appleは年内に対象国を合計70カ国以上に増やす予定。

 なお、iPhone 4Sに備わる音声アシスタント機能「Siri」が予想以上に高機能と発売直後から話題になっており、その語録を集めたWebサイトなども登場している。Siriは現在ベータ版として提供されており、英語、フランス語、ドイツ語の3言語のみに対応するが、Appleは10月16日にFAQページを開設し、この中で2012年中に日本語、中国語、韓国語、イタリア語、スペイン語などにも対応すると発表している。

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